【活動報告】第8回まちづくりプラットフォーム運営委員会 開催
5月29日(木)、第8回陸前高田市まちづくりプラットフォーム運営委員会を開催しました。
運営委員会では、「陸前高田市まちづくりプラットフォーム」の運営に関する決めごとや
事業内容の審議などを行っています。
第7回運営委員会にて、柱となる事業を決定しスタートした平成26年度。
今回は、4月以降の動きのなかで提案された、以下3点について協議しました。
1.会員規定について
現在72の会員からなる陸前高田市まちづくりプラットフォームですが、
時間の経過とともに、現地での活動を収束する団体も見受けられます。
現地を離れても陸前高田とのつながりを継続できるように
会員枠の拡大策を事務局より提案しました。
参加への間口を広げる利点だけでなく、皆が「主体」として参加できることが
プラットフォームの目指すものであるため、拡大策を取り入れた際のメリット・デメリットなど
さまざまな意見が出されました。
参加者にとってより参加しやすい形を目指して、時間をかけて検討することとなりました。
2.今年の各団体事業方針について
今年度も連携してまちづくりプラットフォームを進めていくにあたり、
各団体の今年度事業とそれを進めるにあたって協力が必要な部分などを共有しました。
地域や復興の動きに関連して、活動の強弱に変化がみられたり、
カタチや範囲を変えて継続していく活動もあります。
各分野の状況や質疑応答も加えながら、今後の展望なども話し合われました。
3.今後のNPO事務所拠点について
現在、陸前高田市内で拠点を持って活動している地元団体の多くは、
本設ではなくプレハブ等仮設の建物を事務所として利用しています。
市の復興事業や市街地形成が進められるなか、NPOや支援団体も今後の拠点を
考えていく時期にあります。上記の活動方針にも関わってくる部分ですが、
現状から将来を見据えつつ、今後の動向やアイディア、期待などさまざまに意見が交わされました。
出席した委員以外からも意見が聞きたい、もっとじっくり考えて行きたいとの思いから、
次回の運営委員会でも継続して話し合うこととなりました。
連携組織として団体間、地域と団体、行政と団体など、さまざまなアクターを繋げる場である
まちづくりプラットフォーム。いくつかのケースを検討しながら、NPOとしての要望を
一つにまとめていこうという流れが、今後は出来ていくかもしれません。
声をまとめる機能としてまちづくりプラットフォームに期待されることも、
この先大きくなっていくのかもしれないと感じました。
ご参加いただいた運営委員の皆さん、遅くまでお疲れ様でした。
次回の運営委員会は7月に開催を予定しています。