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地域密着、住民に寄り添うサポーター【Cheer Up!陸前高田】

今回の「Cheer Up!陸前高田」では、仮設住宅や災害公営住宅など市内全域で活動を展開する『陸前高田市復興支援連絡会』をご紹介します。

『陸前高田市復興支援連絡会』(以下、連絡会)は、2014年3月末に事業が終了した「陸前高田市仮設住宅連絡会」の支援員有志が立ち上げた団体です。

今回、活動の様子などについて島倉友也代表にお話を伺いました。
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活動の3つの柱
その①:コミュニティサポート
“人が集まるための場づくり”や“多様な人が交流できるきっかけづくり”を目的に、仮設住宅や災害公営住宅だけでなく、コミュニティセンターや朝日のあたる家などコミュニティ広場を活用し、お茶会やイベントなどを開催。
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(集会所でのお茶会の様子)

仮設住宅からの転居が進む中、移転した方は新しい地域でたくさんの不安(移転先に知り合いがいない、地域のことがわからない等)を抱えて生活していると同時に、受け入れる地域側も、どのように受け入れたら良いのかわからないといった状況がみられます。
連絡会が現在開催している災害公営住宅のお茶会では、既存の地域からの参加もあり“交流の場”になっています。このような“場”を通して、ひとつでも多くの“きっかけ”が生まれるといいですね。

その②:自治会サポート
市内の仮設住宅を見廻り、自治会や住民の方々の困りごと等への対応。また、行政や関係各所からの情報(チラシ等)や会報「おはようさん」の配布等、さまざまな情報発信を行っている。
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(会報「おはようさん」)

仮設住宅から移転する方がいる反面、仮設住宅に残る方もいます。周りの住民が減っていく中で、焦りや不安をもつ方は少なくありません。また、少ない人数で自治会を持続させる難しさにも直面しています。
「自治会の課題や住民のつぶやきに日々耳を傾け寄り添う」というとても重要な役割を担っているのですね。
最近、仮設住宅の住民からの相談が増えているのだとか…支援員のみなさんの日々の活動の成果ではないでしょうか。

その③:中間支援
市内外の団体や個人の方からの支援のマッチングを行っている。
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(支援団体が開催したアート教室の様子)

依頼の中には、市内の状況(様子)がわからず、現状にそぐわないようなものもあります。現状に合わないと、受入れ側に大きな負担がかかってしまうこともあるので、そういった場合は、陸前高田の現状をお伝えし内容を調整してもらうなどの対応をとっているそうです。
“陸前高田の現状を伝える”何気ないことかもしれませんが、陸前高田のことを想ってくださる方と住民をつなぐ上で、とても大事なことですね。

 

活動を支えるメンバー

現在、連絡会には20名の支援員がいます。
島倉代表をはじめほとんどの支援員が地元出身で、年齢も幅広く20歳から75歳まで。それぞれの持ち味や特技を活かして日々活動しています。
 『自分たちの故郷をどうにかしたい!』生まれ育った故郷への熱い想いを持った老若男女が集っているのが、連絡会の原点でもあり強みなのかもしれませんね。
 
お話を伺った時に、大家族のようなアットホームな雰囲気だったので写真を一枚撮らせていただきました。掛け声もあって、みなさんの一体感が伝わってきますね。

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そして、これから

「まちや地域の動きとともに、支援の内容は変化していく。これからは他団体との連携しながら、まちづくりにもつなげていける活動をしていきたい。」と力強く話をしてくださった代表。
3月には、他団体と連携して住民を巻き込んだ面白そうなイベントを企画されていました。詳細はまだヒミツだそうです。乞うご期待!

支援者でもあり被災者でもある支援員。
その立場だからこそできること、その立場でしかできないことがあると思います。
地域を想い、住民に寄り添い続ける連絡会。

これからの活動にも注目していきたいですね。

 

(参考リンク)
「陸前高田市復興支援連絡会」
・当サイト団体紹介ページ
https://goo.gl/TGuKY2
・WEBサイト(外部リンク)
http://www.rikutakashien.org/

カテゴリー: Cheer up! 陸前高田 






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