【活動報告】 第5回支援連絡調整会議 開催
9月17日(火)、陸前高田市まちづくりプラットフォームの第5回支援連絡調整会議を竹駒地区コミュニティセンター(定住促進センター)にて開催し、20団体26名のご参加をいただきました。
まちづくりプラットフォーム では「今後の連携、協力、サポート体制構築に向けた情報の整理と一覧化」をテーマに、市内で活動する復興・まちづくりに関わる団体情報や、分野ごとの支援団体・地域の動きなどを取りまとめ、可視化するための取組みを続けています。毎月開催している「支援連絡調整会議」もそのひとつです。
8月20日に開催された「第4回支援連絡調整会議」 では、テーマごとに4つのグループにわかれ、直近の各団体の活動や地元の動きについて、情報共有と意見交換を実施しました。そこでは地域や団体などの情報が活発に共有されるほか、生活支援分野の現状把握、サービス業の分布の偏りや一次産業の担い手不足など、具体的な課題と対処についてのアイデアが話し合われました。
今回(第5回)はその流れを踏まえつつ、「仮設・コミュニティ」「生活再建」「商工・観光・産業」「教育・子ども/女性・子育て」「地域活動(趣味・芸能・自然)」の5つのグループにわかれ、さらなる情報共有と意見交換を実施しました。
「イベントが多すぎることの弊害」(非常に多い数の外部からの単発のイベントを受入れ続けることによる地元の負担/もともとあった地域行事や地元団体が提供する企画への圧迫)、「子どもおよび保護者の包括的な心のケアの必要性」、「仮設商店街に観光客向けの店が多く、消耗品など暮らしのニーズが大手に流れてしまう状況」など、分野ごとに実際の活動に基づいた視点・課題点が出されました。
よりよい情報交換につなげるため、前回より、状況を地図に落としこんだ「支援概況マッピング」や「分野別状況シート」を各テーブルに配布し議論を行っています。各分野の陸前高田市内における団体や地域の状況を、より視覚的に共有することができた一方、「共有した情報を、いかにして具体的なアクションにつなげていくのか」とい声もありました。
今後は、会議のたびにシートを共有することで、常に最新の状況が共有される仕組みとしていくと共に、支援連絡調整会議で出された情報や課題を団体情報一覧に反映し、住民にとって効果的な活用を目指すための議論も進めていきたいと考えております。
次回の支援連絡調整会議は10月15日(火)を予定しております。
みなさまからの引き続きのご協力をよろしくお願いします。