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【高田のはなし】 まちあるきこぼれ話~小友編~

2月に陸前高田市まちづくりプラットフォームの地域企画として実施したまちあるき。

地域住民の方々にも講師として参加していただき、事前打合せや準備のなかでお話を伺う機会にもなりました。
横田編に引き続き、「まちあるき」こぼれ話、今回は小友編です。

~小友編~ 【気仙大工発祥、匠と人情のまち】

小友町は陸前高田市の東部に位置し、太平洋から朝日、広田湾に夕日を望むことができます。

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(資料出典「小友町観光案内」より)

箱根山を頭に右下が太平洋側、左下が広田湾側と2つの入り江に挟まれているからで、
「小友」の由来はアイヌ語で深い入り江を意味する「オットヌイ」だと言われているそうです。

地域の自慢は何と言っても「気仙大工発祥の地」。

「気仙地域」という時、陸前高田市と隣接する大船渡市や住田町を含んだ一帯を
指すことが多いのですが、「気仙大工」の「気仙」は小友その場所だけを指すそうです。
町内の神社仏閣にも、彼らの技を見ることができます。

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しかし、魅力はそれだけではありません。
住民講師のみなさんから話を聞いて印象的だったのが、地名の面白さです。

例えば、「坊」とつく部落名が多く残っていたり、「蛇」や「鼻」といった字も見受けられます。
海の近くなのに「花」がつく地名もあるんだそう。

町の面積で言えば、市内の他のまちより小さいのですが、部落名は他より多いという話も出ました。

この面白さにハマってしまうと…標識、バス停の標記、住所が書かれた電柱、部落名がかかれた掲示板など、
歩きながら目に入るものがもっともっと気になります。
そして、もちろんその由来も知りたくなるので、思わず向こうから歩いて来るお父さんお母さんに
「すみませ~ん」と話しかけてしまいそうです。

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今回明らかになったのは、この「坊」について。
お坊さんの宿泊所が多かったからで、以前は7カ所もあったそうです。

その他、ぜひまちを散策しながら地域の方々に伺ってみてはいかがでしょう?

まちあるきの様子は【活動報告】でも紹介しています。
ぜひコチラをご覧下さい。

カテゴリー: 高田のはなし 






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