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産業まつり【高田のはなし】

今年もにぎわった陸前高田市産業まつり!震災後に復活してからの様子をまとめてお届けします。

地元の特産品がズラリ!
10月29日(土)・30日(日)の2日間で行われた今年の産業まつり。海の幸や山の幸、お菓子やお酒など地元商品や特産品が勢ぞろいし、陸前高田の魅力がいっぱい詰まった商品が販売された他、交流都市の展示・販売も盛りだくさんでした。

陸前高田のイベントで好例の餅まきももちろんありましたよ!「こんなに取れたよ~」と笑顔で見せてくれたご家族にコツを伺うと、餅をキャッチするたけではなく、いかに素早く拾えるかがポイントのようです。

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                                             (今年の様子①)

震災後の復活からこれまで
震災翌年の2012年、産業まつりは市立第一中学校の仮設グランドで再開されます。開催を決めるまでには「まだ早いんじゃないか」との声もあったそうですが、当日にはたくさんの市民が来場しました。続く2013年・2014年も市立第一中学校の仮設グランドが会場となりました。

2014年は、「ツールド・三陸サイクリングチャレンジinりくぜんたかた」と同時開催され、地元の方だけでなく陸前高田のファンで大いに賑わいました。

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                                            (2014年の様子①)

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                                            (2014年の様子②)

2015年はキャピタルホテル1000の近くにある、総合交流センター駐車場予定地にて開催。高台にある会場からは、広田湾や高田町、高田松原付近や、当時完成したばかりの災害公営住宅の市営住宅中田団地も見渡せました。

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                                            (2015年の様子①)

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                                            (2015年の様子②)

そして今年は栃ヶ沢公園とコミュニティホール周辺。
昨年5月に完成したコミュニティホール、そして、今年8月に入居が始まった県内最大規模の県営災害公営住宅である栃ヶ沢アパートとの間にある栃ヶ沢公園は、芝生部分やベンチもあるので、来場者は買物やステージイベントを楽しみながらのんびり過ごしていたようです。また、事業者だけでなく、市内NPOのブースがあるのも震災後の特徴かもしれませんね。

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                                             (今年の様子②)

そしてこれから
復興事業の進捗に応じて会場が毎年変わっているので「来年はどこで開催かな?」なんて会話も聞かれました。震災前は、市民体育館や道の駅高田松原(タピック45)で行われていたので「中心市街地ができて早く会場が固定するといいね」との声もある一方で、「こうして会場が変わることが、まちが復興していく様子を見ることができて新鮮」と話す人もいました。

同級生が出店しているのでこの日に合せて帰省してきた若い世代もみられました。市内の様子はこれからも変化がありますが、こうした機会に久しぶりに再開した方々が「元気だった?」と笑顔で会話に花を咲かせているのは嬉しいですね。この賑わいがずっと続いていくこと期待したいです。

カテゴリー: 高田のはなし 






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