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【高田のはなし】旬のシロウオ

新緑が鮮やかな季節になりました。
あたたかいを通り越して、暑いと感じる日も増えた陸前高田です。
さて、今回は春が旬の「シロウオ」をご紹介します。

シロウオは成魚でも3~6㎝程度の大きさの、小さな川魚です。
透明な体で、全国各地でとれるようですが、陸前高田でもこの時期に気仙川等でとれます。

しろうお (7)
この時期になると、気仙川の川下では木船でシロウオをとっている様子も見られます。
漁をしていた方にお聞きしたところ、漁の仕方も様々なのだそうです。

しろうお (5)
仕掛けてから2時間。仕掛けの箱を開けてみると…

しろうお (4)
こんなに大量のシロウオが!

ちなみに、シロウオとシラウオ(白魚)は混同されがちですが、全く別の種類です。
見分けるポイントは、「海でとれるのが白魚、川でとれるのがシロウオ」とのことです。

さて、シロウオの代表的な食べ方と言えば、醤油や酢で食べる「踊り食い」!
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漁をしていた方とは別の方からおすそ分けでいただきましたが、実は住民でも食べたことがない人もいます。
かく言う事務局にも食べたことがない人が多数で…どきどきしながらいただきました。
今回はシンプルに醤油のみです。
ぴちぴちと活きがいいので、お吸い物をいただくようにすすって食べるのがコツです。

なかなか踊りでいただく機会がなかったのですが、
正に「命をいただく」ことに感謝しながら、美味しくいただきました。
このシロウオも、陸前高田の豊かな自然が育んだ恵みの一つですね。

カテゴリー: 高田のはなし 






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