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【Cheer Up!陸前高田】市内NPOの連携 ~「陸前高田NPOキャラバンin東京」の取組から~

7月最終日。今週、東北はやっと梅雨明けしました。
暑い日が続き夏本番の陸前高田です。

今月の「CheerUp!陸前高田」は、市内NPOの連携事例をご紹介します。

7月11日(土)、東日本大震災から4年と4ヶ月の月命日。東京池袋で「陸前高田NPOキャラバンin東京」が開催されました。

陸前高田で活動するNPO有志による実行委員会が主催し、陸前高田のまちの現状を伝え、まちの未来をNPOと行政の視点から
語り合う機会、また、今後NPOがどのように様々なアクターと連携し、本格化する復興・まちづくりに貢献していけるかを、
来場者の方々と一緒に考えることを目的に行われたものです。

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このイベントでは、≪戸羽太陸前高田市長の基調講演≫、≪市長とNPOによるディスカッション≫、
そして≪市内のNPOとのフリートーク≫の3つの柱で展開されました。
中でも、地元で活動するNPO(法人に限らず非営利型の団体)11団体により繰り広げられたフリートークでは、
活動報告に留まらず、これからの取組や今後関東からどのように関わって欲しいか等のフリートークセッションを行いました。

まず、フリートーク開始前に、11団体がステージにあがり、来場者に向けてアピールタイム!
ここでのアピールや当日プログラムの情報を元に、来場者は関心のある団体を自由に選んで
フリートークセッションに参加。15分ごとに入れ替わって全部で6回のセッションが行われました。

陸前高田では、震災前には数も少なく、その存在はほとんど知られていなかったNPOが、
震災をきっかけに数多く生まれ、現在も様々な団体が活動しています。
とはいえ、これだけの団体が一堂に集まる「場」というのも、初めての試みでした。

さらに、東京という普段の活動の場から離れた場所で、「どれだけ来場者に関心を持ってもらえるのか?」
「自分たちの活動と首都圏の方々の関心をどうつなげられるか?」など、ぞれぞれに「不安」を感じながらも
「これからも活動を継続して陸前高田のまちに貢献していきたい」という思いから
「挑戦」の意味を込めて参加した団体もあったようです。

それでも、来場者と対話しながら進める中で「最後の6回目が一番うまく行った!」など、
参加団体は外部に向けた発信について手ごたえもあった様子。

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また、首都圏の方々への発信だけでなく、同じ市内で活動する団体がどんな情報発信をしているのか?
どんな伝え方をしているのか?など、お互いに見ることで、自団体を見つめ直すきっかけにもなったようです。

今回参加した11の団体に限らず、陸前高田市内では様々なNPOが活動しています。
普段それぞれの分野で活動をしていますが、横の連携がお互いに高め合う事にもつながります。
それが地域への貢献につながることも期待して、今後の連携も応援していきたいと思います。

※イベントや参加団体の詳細等については、NPOキャラバンのホームページをご覧下さい。
こちら

カテゴリー: Cheer up! 陸前高田 






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