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【Cheer Up!】しあわせ音頭~ふるさと陸前高田の情景を届けたい~
2014年08月01日
8月になりました。
陸前高田でも7日のうごく七夕まつり(高田町)、けんか七夕まつり(気仙町)でまちが賑わう時期です。
陸前高田での応援したい取組みをご紹介する「Cheer Up! 陸前高田」。
今回は、陸前高田市商工会女性部が制作し、普及に取組んでいる『しあわせ音頭』をご紹介します。
(2014年7月:子育て支援団体の夕涼み会での様子)
東日本大震災後、全国女性団体連合会の「500円玉募金」による義援金の一部が
陸前高田にも寄付され、これを活用して制作されたのが『しあわせ音頭』です。
「まちの活性化につなげる」ことを目的として、
大船渡市出身の歌手大沢桃子さんに作詞・作曲を依頼し、振りは女性会メンバーで考案しました。
昨年11月のお披露目以降、市内各地の催し、復興イベントなどで披露されており、
大人だけでなく、子ども達が混じって踊る姿も見受けられます。
(左:2014年7月 復興イベントでの様子。右:2014年6月 仮設商店街2周年イベントでの様子。)
女性部の会長さんは「形がなくても、歌や踊りなら後世に伝えていく事ができる」との想いから、
制作に取組んだと話しています。
さらに、「全国には、仕事や結婚などで高田を離れた人たちがいる。彼らにも届けたい。
そして、ふるさと陸前高田の情景を届けていきたい。」という言葉もとても印象に残りました。
CDは無料で配布するかわりに寄附を受け、集まった額を「奇跡の一本松保存募金」へ。
依頼があればお茶っこサロンや地域の集まりの際に踊りの指導も積極的に行っているそうです。
夏の行事、地区のお祭りなどで盆踊りとして踊る機会も増えるこの時期。
『しあわせ音頭』を通したまちの活性化に向けた取り組み、
ぜひ今後の動きも応援していきたいと思います。