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【活動報告】第9回支援連絡調整会議 開催

2014年がはじまり、はや1ヶ月。
重ねてのご挨拶となりますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、さる1月21日(火)、まちづくりプラットフォームでは新年最初の動きとなる
「第9回支援連絡調整会議」を、下矢作地区コミュニティセンター(多目的研修センター)
にて開催。16団体27名の方々にご参加いただきました。

年明け最初の会議ということもあり、「今年もよろしくお願いします」の意をこめて、
まずは自己(団体)紹介。車座になって、顔をあわせながら挨拶を行ないました。

第9回①

支援連絡調整会議では、テーマごとにグループに分かれ、
活動の進捗などの情報共有や課題抽出を行なっています。
今回は、地域・コミュニティ/生活再建/教育・子ども・女性/商工観光産業の
4つのグループにわかれて話し合いを実施しました。

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「地域・コミュニティ」のグループは、前回まで別々のグループであった
「仮設・コミュニティ」と「地域活動」がひとつになったものです。
今後は地域・コミュニティを単位として考えていくべきという声が参加者の中で高まり、
グループの再編に至りました。
話し合いでは、復興事業、とりわけ住宅再建に関する動きに対する住民側の動向
についての情報共有がありました。

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こうした内容は「生活再建」のグループでも注目されています。
支援の範疇を考えたときに、個人の経済事情の問題解決に踏み込むのは、
やはり専門家に任せるべきであり、支援者としては、そうした機関への取次ぎや、
心の面の再建に寄り添うことが役割といえるのではないか?という話し合いが
なされました。


「教育・子ども・女性」のグループでは、市内の子育て環境に関する情報共有が
ありました。熱心に子育て勉強会を開催する住民グループの存在が紹介された一方で、
環境としては、子どもたちも保護者もまだまだ不便を感じている方が多いということが
共有されました。

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「商工観光産業」のグループでは、集客の傾向などを共有するとともに、
地元住民・外から訪れた人、それぞれの目線からの商店街等をはじめとした
商業環境づくりの重要性について話し合われました。

回を重ねるごとに互いの活動内容や役割が見え、共有される情報に少しずつ
厚みが増していることが分かります。
それでも、見えてくる問題は一朝一夕で解決できるものばかりではなく、
解決に向けたアプローチも複数考えられます。

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まちづくりプラットフォームとしては、こうして共有されるいわば「包括的な支援概況」
「課題の傾向」「フェーズの変化」が、各団体の活動により良い形で活かされ、
効果的な連携をうむきっかけとなり、陸前高田の復興・まちづくりへの骨太な取り組みが
増えることを願っています。

会議に参加された皆さん、お疲れ様でした。
次回は2月18日(火)の開催を予定しています。



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