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【活動報告】第13回支援連絡調整会議を開催しました

5月13日(火)、竹駒地区コミュニティセンター(定住促進センター)にて、
陸前高田市まちづくりプラットフォームの第13回支援連絡調整会議を開催、
16団体26名の方々にご参加頂きました。

「支援連絡調整会議」は、震災以降陸前高田で活動を行っている市内外の支援団体や
地域組織の情報交換の場として毎月開催し、市内の復興支援・まちづくりのための活動を
わかりやすく把握できるよう、マッピングと情報共有、意見交換を行っています。

今回は二部構成とし、第一部は各団体からの過去1ヶ月の活動報告と来月の予定や
イベント告知の全体共有、第二部ではテーマ毎に4つのテーブルに分かれて、
支援状況や活動から見える地域課題の共有などを行いました。

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【1グループ:地域・コミュニティ】では、
前年度まで別のグルーピングとしていた「生活再建」を今回から統合。
住宅再建に関する各所の動きが共有された他、自立再建や災害公営住宅を含めて、
仮設から新しい住居への移動が増える中、再建後のサポートやフォロー体制について、
その担い手や仕組みを今から考えておく必要がある点、連携の仕組みは自治体ごとに
異なることなどが話し合われました。

【2グループ:子ども・教育/女性・子育て】では、
子どもを対象とした活動のために設けられている場があまり活用されていない状況を受け、
利用規定の見直しの必要性や、不登校の子ども達をめぐる環境などについて議論が交わされました。
また、イベントの実施に際しては全てを団体側が行うのではなく、役割を分けることで参加者の
やりがいにつながるとの意見もあげられていました。

【3グループ:商工・観光・産業】では、
これまでに洗い出された団体を更に「商工」「観光」「産業」「その他」に細分化しました。
その結果、「交流人口という言葉を耳にすることが多いが、観光系の活動をしている団体は少ない」
ことが見えてきました。それを受けて、陸前高田のツアーコース・ツアーパッケージ案を検討し、
まとめていく動きも見られました。

【4グループ:地域企画「まちあるき」実施検討】では、
地域企画の具体的な実施案を検討。地域資源を把握する視点では、県の環境カウンセラーや市教育委員会への
協力要請を、資源のバランスを知り地域ネットワーク活性化につなげるためには、各地区コミュニティ推進協議会や
各地域とのつながりの深い登録団体への協力を呼びかける案が出されました。

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最後に全体で各グループの協議内容を共有しました。

どのテーマも、それぞれの団体の得意分野を活かすと同時に、サポートが必要な部分を具体的に示し
協力体制を築いていくことが重要であり、今後は今まで以上に、団体自身の活動とテーマの課題に
協力して取り組むこと、どちらかに片寄るのではなく、どちらも必要とされていると感じました。

会議に参加された皆さん、お疲れ様でした。
次回は6月17日(火)、長部地区コミュニティセンターにて開催を予定しています。



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