【活動報告】第6回支援連絡調整会議 開催
10月15日(火)小友地区コミュニティセンターにて第6回支援連絡調整会議を開催いたしました。
まちづくりプラットフォームの支援連絡調整会議では、さまざまな分野で活動されている市内外のNPO等団体の皆さんにご参集いただき、各テーマ・地域の中でどのような動きがあるか情報共有し、課題の抽出などを行なっています。
今年度も半年が過ぎ、ようやく会の形式もまとまりつつある中、今回は20団体30名の皆さんにお集まりいただき、話し合いを行いました。
今回は、「仮設・コミュニティ」「生活再建」「商工・観光・産業」「教育・子ども/女性・子育て」「保健・医療・福祉」「地域活動(趣味・芸能・自然)」6つのテーブルに分かれてテーマごとに話し合いを行いました。
なお、前回までの懸案事項であった、イベント受け入れなどの調整機能については、先般行なわれた運営委員会にて、『具体的に話を進めるため、今後は然るべきメンバーで問題解決を目的とした場を設定し話し合っていく』ことで方向付けがなされています。
話し合われた内容として、たとえば「生活再建」のテーブルでは、復興住宅に移り、新しい自治会が出来た場合のサポートと課題、新しくできる自治会のサポートと課題などの共有をしたうえで、「そもそも何を以って“生活再建”と位置づけるのか?」という部分が議論になりました。どんな活動をする際にも、住宅再建すなわち生活再建とはかぎらないことを念頭において支援活動を行なうことで、アプローチの仕方が異なってくるのではないか、という意見交換がなされました。
「保健・医療・福祉」のテーブルでは、当該分野での地域の動きを共有するかたわら、「どのような情報共有が最も地域のためになるのか?」ということが話題にあがりました。いわゆる“テーマ(分野)型”である各団体の事業。本来はどのテーマもすべてが陸前高田という“地域”に落ちてくる内容ですが、テーマの中だけで話をしてしまうことで、良い情報も宙ぶらりになる現状があります。支援連絡調整会議では、地域からあがってきた情報をどのようにテーマに活かすか、テーマで出てきたことをどう地域に活かしていくかという部分に主眼をおいて、互いを活かしあう情報交換をしていこう!という前向きな発言もあり、今後の運営の参考にもなりました。
情報の量だけでなく、地域の現状に即した適切な情報交換・課題共有に、今後も務めてまいりたいと思います。ご参加いただいた皆さん、お疲れ様でした。
次回の支援連絡調整会議は11月19日(火)を予定しております。
みなさまからの引き続きのご協力をよろしくお願いいたします。